月刊誌 機械設計 (日刊工業新聞社) 連載寄稿終了のお知らせ

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月刊誌 機械設計 (日刊工業新聞社) 連載寄稿終了のお知らせ

月刊誌 機械設計 (日刊工業新聞社) 2020年5月号から2021年3月号まで連載、無事に最終回(3月号発売2月10日)を迎えました。
日刊工業新聞雑誌H.P:https://pub.nikkan.co.jp/magazine_series/detail/0001

【連載】 機械技術者が知っておきたい「仕様書作成のポイントと書き方」

月刊誌 機械設計 (日刊工業新聞社) 連載寄稿終了のお知らせ
写真:月刊誌「機械設計」寄稿掲載誌

掲載概要:
 機械装置や機械設備を製作する場合、多くの専門メーカーの製品を使用し、また専門メーカーに設計・製作を依頼することになります。またメーカーは顧客に充分満足してもらえる製品を製作し、顧客の信頼を勝ち得ることが命題となります。
この命題を勝ち得るためには何が必要でしょうか。依頼する側、依頼を受ける側の双方がお互いの意志を正確に疎通させるための唯一の書面が仕様書です。
 一枚の仕様書が書けるようになるには、長い経験と多くの成功、失敗、諸先輩のアドバイスを受けなければ習得には時間を要します。したがって経験が特に反映されることから仕様書が正確に作成できる能力、書かれた仕様書を正しく解釈できる能力を持つことは、それだけ機械設計者やエンジニアにとって難しいことであり、この能力を習得できてはじめて一人前といえます。
 私自身、機械設計技術者として4社のメーカーを経験し、機械の機構設計をスタートに開発設計を長く経験、機械設計、生産技術と幅広く経験してきたことで機械装置や機械設備の購入、さらには自社製品の据付、運転、引渡、オペレーション教育、保全などの実務を多く経験してきたことを伝えたいと思いました。  本書の連載にあたり、内容も生きた実務の場で得た経験、知識、ノウハウを織り込みながら過不足のないよい仕様書を作成するためのポイントについて取り上げ、顧客とメーカーの仕事のスタートとなる購入仕様書と見積仕様書に重点を置き、さらに工事仕様書作成にも触れながらポイントになる必要な情報のすり合わせ方、仕様書の書き方を主に解説しました。

各月号テーマ:
2020年
5月号「第1回 トラブルを発生させない仕様書作成の基本条件(導入編)」
6月号「第2回 トラブルを発生させない仕様書作成の基本条件(購入仕様書実務編)」
7月号「第3回 トラブルを発生させない仕様書作成の基本条件(見積仕様書実務編)」
8月号「第4回 トラブルを発生させない詳細項目のポイントと書き方(前編)」
9月号「第5回 トラブルを発生させない詳細項目のポイントと書き方(後編)」
10月号「第6回 購入仕様書の作成にあたって、そのほか機械技術者が心得ておくべき基礎知識」
11月号「第7回 仕様書や見積書、図面(構想図・承認図)などのチェック、検査・立会、打合せ議事録、改訂管理などのポイント(前編)」 
12月号 特集記事掲載のため休載 
2021年
1月号「第8回 仕様書や見積書、図面(構想図・承認図)などのチェック、検査・立会、
打合せ議事録、改訂管理などのポイント(後編)」
2月号「第9回 工事仕様書作成のポイントと書き方」
3月号「最終回 総括!これだけは忘れてほしくない仕様書作成の重要ポイント」

掲載最終回にあたり、
機械設計技術者の方々、生産技術者の方々、ならびに保全技術者の方々等々から数多くご購読のご感想をいただき、職場の教育資料としてや、仕様書作成の標準化などの参考に活用していますと、ご意見もいただき少しでもお役に立てたことを嬉しく思っています。

以上