『1人当たりのコーヒー消費量が多い街はどこ?』

『1人当たりのコーヒー消費量が多い街はどこ?』

 10月1日は国際コーヒー機関が定めた「国際コーヒーの日」で、国際協定でコーヒーの新年度である。さて1人当たりのコーヒー消費量が多い街はどこだと思いますか?
この質問の答えを述べる前に同じく「緑茶」と「紅茶」の1人当たりの消費量の多い街について先にお答えしよう。

 総務省「家計調査 2020年都市階級・地方・都道府県庁在市別」データを基に、1人当たりのそれぞれの消費量が多い街ランキングは次のようになっている。
1人当たりの「緑茶」の消費量が多い街TOP5は次のとおりである。
 1位:静岡市 798g
 2位:奈良市 479g
 3位:長崎市 455g
 4位:浜松市 451g
 5位:福井市 423g
1位は、静岡市で798gという結果で緑茶が有名な静岡。納得の結果だという人も多いかもしれませんね。また、静岡市は唯一コーヒーよりも緑茶を飲んでいる街であるということも付け加えておく。なのでお茶カフェも多い街でもある。ちなみにコーヒー消費量は601gという結果であった。

続いて、「紅茶」の消費量TOP5の街は次のとおりである。
 1位:新潟市 153g
 2位:神戸市 152g
 3位:秋田市 141g 、浜松市 141g と両市
 5位:東京都区部 130g
新潟市のコーヒー消費量は736gである。

さて肝心な「コーヒー」の消費量TOP5の街について回答することにする。
 1位:北九州市 1307g
 2位:名古屋市 1205g
 3位:札幌市 1200g
 4位:福岡市 1178g
 5位:京都市 1170g
北九州市の緑茶と紅茶の消費量は、319gと114gでした。
みなさんの想像通りの結果になったでしょうか?

緑茶の静岡市は誰もが納得という感じですね。紅茶とコーヒーについてはちょっと想像していなかった街だったので、飲料メーカーの新製品の先行販売が主に首都圏や関西圏ではなく九州など地方都市で試験的に販売されていてマーケティング調査をしてから売れ筋商品を見定め国内展開しているからなのかもしれないですね。

最近になって、やっと清涼な秋の気配が心地よくなってきた。朝夕と過ごしやすい気候である。湯気と共に漂う香気。温かいコーヒーがおいしい季節になって来た。

以上

【参考引用先】
1. 総務省統計局H.P 「家計調査」URL:https://www.stat.go.jp/data/kakei/