『久々の横浜スタジアム。神奈川県春季高校野球の準決勝を観戦して想う』

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「久々の横浜スタジアム。神奈川県春季高校野球の準決勝を観戦して想う」

 コロナ禍の中、スポーツ観戦はラグビーワールドカップ2018のニュージーランド代表 対 オーストラリア代表戦を新横浜にある日産スタジアムで観戦して以来になる。オリンピックで野球とソフトボールの試合会場として使用するためにスタンド席が増設され新装となった横浜スタジアムでの野球観戦である。

第一試合の対戦は、春の甲子園選抜大会優勝校の東海大相模高校 対 日大藤沢高校、第二試合は、横浜高校 対 桐光学園高校となった。対戦相手が決まってからの事前予約指定席での観戦である。席は3ゲートバックネット裏11通路4列35番と最高の場所をゲットして試合開始前の練習から観戦。ちなみに入場料は500円である。

ボールが金属バットに当たった瞬間の音、ピッチャーが一球入魂で投じたボールがキャッチャーミットに吸い込まれるように納まったときの音が心地よく聞こえる。テレビでは味わえない感覚である。第一試合は、東海大相模高校が14対5で勝ち上がり、第二試合は、桐光学園高校が8対1で勝ち上がった。いつものブラスバンドの応援やチアの声援もないが心地よい打球音の余韻が残った。

先週一つのニュースがあった。今夏の第25回全国高校女子硬式野球選手権大会の決勝を、第103回全国高校野球選手権大会の準々決勝後の休養日にあたる8月22日に、阪神甲子園球場で行うと発表がされたことである。高校の野球部で男子と一緒に活動する女子部員もいて練習試合では何度か見かけることもあったが、公式戦には出場できない。そんな姿を見ていたので、女子野球の全国大会もいつか甲子園で行われるとよいのにと思っていた。

「久々の横浜スタジアム。神奈川県春季高校野球の準決勝を観戦して想う」

現在の女子野球の連盟加盟校は4月時点で40校、登録選手数は約1100人のようである。強豪校としては、最多優勝の埼玉栄高校や鹿児島県の神村学園高校があげられる。今年の全国女子選手権は、7月24日の開幕から8月1日の準決勝までを兵庫県丹波市の2球場で行い、決勝のみ男子の大会の休養日に甲子園球場で実施されることになった。また一つ楽しみが増えた。

今日は一日、久々の野球三昧で高校野球を堪能して過ごすことができた。コロナ禍がどう影響するか分からないが、次の夏の県大会、全国選手権大会での感動を期待しょう。

以上