「個人事業主として独立して一年、昨年を振り返る」

「個人事業主として独立して一年、昨年を振り返る」

 2020年1月20日開業届を税務署に提出して、本日で一年が経ちました。昨年一年は新型コロナウイルス感染拡大が猛威をふるい想定していなかったことが数多く起こった年でした。スタート時は「迷ったら、戻ればよい。行き詰ったら、手法を変えればよい。疲れたら、休めばよい。夢を忘れなければ、すべては進歩である」と想いながら、昨年開業時に立てた目標の売上については、結果、目標を達成しプラスαの収入とすることができた。無事にロケットスタートを切ることができた。関係者に感謝!

コンサル・アドバイザーとして、クライアントに恵まれたことに尽きる。今年も継続契約の中、さらに2月から新規クライアントと複数社の掛け持ちでありますが、ありがたいことである。仕事品質を落さず、適切な処方箋、アドバイスを心がけて行きたい。

軸足をコンサル・アドバイザーとし、その他に社内研修講師、月刊誌の執筆、某大学の添削講師、セミナー講師等々経験する中で多くの新たな発見と気づきもあった。特にコロナ禍の影響でクライアント先への訪問アドバイスが一時できず、ZOOMを使った会議が主となっていた6月~8月、しかしながら“モノづくり企業”であるクライアント先は工場内での作業が必須で9月以降は感染予防を徹底した中で首都圏、関西圏への訪問アドバイスが続いた。

セミナー講師については、9月までのリアルでのセミナーは全滅となった。代わってライブ形式でのセミナーへの転換となり、10月以降、2時間程度のセミナーや従来と同じ6時間のセミナーを実施した。今後は、リアルとライブを組み合わせた形式が主流になるかもしれない。コンサルなどの見込み客獲得を目的とした集客は難しいかもしれないが、今まで首都圏での開催のセミナーには、出席が難しかった遠隔地の方にとっては参加しやすくなったとのアンケートもいただき、広く情報発信できる点では効果的だったと思う。

自粛中にコツコツとしたためていた、執筆原稿やホームページ掲載用のレポート、ブログなども定期的に順次アップして行けたのも幸いであった。当初ホームページは名刺代わりと考え制作したが、ホームページのレポートなどを見ていただいた方々からのスポットコンサル依頼も舞い込み情報発信・意見交換の一つのツールとなった。

最後に、想うこと 「ちょっと頑張ってもまわりは分かってくれない。一生懸命に頑張るとまわりは分かってくれる。突き抜けるとまわりが頑張ってくれる」そんな気づきがあったことを述べておく。

以上